概要
プロップファームの基盤で難しいのは、リスク管理を事後の集計ではなく執行の手前に置くことです。ドローダウンの判定が日次バッチでは、限度を超えた取引が成立してしまいます。監視と限度の執行を発注経路に組み込む設計が要ります。
もう一点が、判定の説明可能性です。評価の合否や失格の判定は、後から根拠を示せなければ紛争になります。判定に使った値と、その時点で参照していたルールの版を記録に残す構成にしておきます。
提供内容
評価プログラム基盤
ルール(目標・期間・最大損失)を設定として持ち、トレーダーごとの進捗と判定を管理します。ルール変更を遡及させない設計にします。
リスク限度の自動執行
ドローダウンや建玉上限の判定を発注経路に組み込み、限度超過の取引が成立する前に止めます。
損益・報酬の計算
計算基準日と権利確定の関係、期中の変更の扱い、計算ロジックの版を記録に残す形で実装します。訂正の手順も先に決めます。
不正検知
複数口座間の相殺取引、指標発表前後の集中、極端に短い保有時間など、規約に反する取引パターンの検出を実装します。

